UEFAチャンピオンズリーグで決勝に進出したユヴェントス。

しかし、先週末に行われたセリエAでは結果を残すことができなかった。アウェイでのローマ戦に1-3と敗れ、今季5敗目を喫したのだ。

2位ローマとの直接対決ということで、ユヴェントスはこの日「引き分け以上で優勝」という優位な状況にいた。

しかし1-1で後半に折り返すとその後ローマに2失点を喫し、まさかの黒星。順位に変動はないが、残り2試合でローマに勝ち点差4と迫られている。

もちろん次節のクロトーネ戦に勝利すれば史上初となるセリエA6連覇が決定するわけだが、この日のローマ戦の黒星によって、過去6年の中で初となる記録が生まれた。

過去6シーズンの「失点」にご注目。

【2011-12シーズン】

23勝15分0敗 勝ち点84
68得点20失点(得失点+48)

【2012-13シーズン】

27勝6分5敗 勝ち点87
71得点24失点(得失点+47)

【2013-14シーズン】

33勝3分2敗 勝ち点102
80得点23失点(得失点+57)

【2014-15シーズン】

26勝9分3敗 勝ち点87
72得点24失点(得失点+48)

【2015-16シーズン】

29勝4分5敗 勝ち点91
75得点20失点(得失点+55)

【2016-17シーズン】

27勝4分5敗 勝ち点85
72得点26失点(得失点+46)

ユヴェントスはセリエA王者に返り咲いた2011-12シーズンから、これまで5季連続で「25失点以下」という値をキープしてきた。

これはジャンルイージ・ブッフォンを始めとした強固なディフェンスを証明する数値だが、今季は2節を残した状態で26失点を超えているのだ。

セリエAでの3失点は今季初めてであり、ここまでのクリーンシートは全部で17回。これは昨シーズンの22回、一昨シーズンの19回より少ない。

ユヴェントスでは最終ラインの高齢化が進んでおり、"BBC"は全員が30歳を超えている。もちろんまだシーズンが終了したわけではないが、高齢化を暗に示すデータとなるのだろうか?

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