1999年大会:セイドゥ・ケイタ(マリ)
当時所属:マルセイユ(フランス)
現所属:アル・ジャイシュ(カタール)
「黄金世代」の日本代表が準優勝という輝かしい成績を残した1999年大会でMVPとなったのが、セイドゥ・ケイタであった。2015年に『Next』と呼ばれたアダマ・トラオレが受賞しているのもなんだか面白い。
ナイジェリアで行われたこの大会で優勝したのはスペインで、得点王はパブロ・コウニャゴ(現アロンドラスCF-スペイン4部)とママドゥ・ディサ(KFCイゼヘム-ベルギー3部)と地味だった。
しかし、ロナウジーニョやロケ・サンタ・クルス、ラファエル・マルケス、チャビ・エルナンデス、ロビー・キーン、そしてもちろん高原直泰や小野伸二、稲本潤一など多くの「NEXTスター」がプレーした大会でもあった。
1997年大会:ニコラス・オリベラ(ウルグアイ)
当時所属:デフェンソール(ウルグアイ)
現所属:引退
ウルグアイ代表選手として2002年ワールドカップに出場したことで知られる小さなアタッカー、ニコラス・オリベラが1997年大会のMVPである。
この大会を優勝したのはアルゼンチンであるが、マルセロ・サラジェタなどを擁したウルグアイは2位と好成績を残した。
オリベラはこのあとバレンシアへと移籍し、セビージャやバジャドリー、コルドバ、アルバセテなどでプレー。それからはウルグアイやメキシコのクラブを転々としたが、今年古巣デフェンソールで現役を引退した。