『Sky Italia』など各メディアは19日、「ピサを退任するジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がコメントを発表した」と報じた。
今季セリエBを戦ったピサであるが、42試合でわずか36失点しかしなかったものの、23得点と攻撃陣が大ブレーキ。結局21位で3部降格となった。
監督を務めるガットゥーゾ氏はすでに退任が決定。この成績の中でもファンから支持されてきた彼は、ピサを離れることについて以下のように話したという。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ
「感情が抑えられない。ミランでの13年の後、こんな感覚を得られるとは思ってもいなかったよ。
このシーズンのことは一生忘れないだろう。ファンは報いてくれたし、オレは常に大きな心を持って働くことが出来た。
いつだってここが故郷のように感じていたよ。そして、ピサは俺の心で永遠に残っていく。
いい成績を残せなかったことは、本当に申し訳なく思う。
新しいオーナーは多くのことをやってくれた。しかし、このクラブはもっと団結しなければならないよ。誰もが同じ言葉を話さなければいけない。
ヴィチェンツァ戦の後、何かが壊れ、ミスも増えてしまった。オレは橋渡し役をしていたが、クラブは既に多くを支出していたし、何がなんでも戦うことは望んでいなかった。
コッラードとオレの間には、サッカーに関しての違ったビジョンがある。ムチを振るった2分後にニンジンを与えるようなものは意味がないよ。
多くの選手と素晴らしい2年間を過ごしてきた。大きな尊敬を受けたよ。例えもっと多くを期待していたとしてもね」
(将来について?)
「オファーはある。しかし、まだ何も考えていない」