ブンデスリーガ2016-17シーズンの最終戦が各地で行われた。
酒井高徳が所属するハンブルガーSVは、残留を争うヴォルフスブルクとの直接対決となった。
酒井も先発した試合は1-1のスコアで残り数分へ。このままならハンブルクは2部との入れ替えプレーオフに回るところだったのだが、88分に途中出場のFWルカ・ヴァルトシュミットが値千金の逆転ゴール!
2-1で逆転勝利したハンブルクは、14位となり劇的な形で残留が決定。一方、ヴォルフスブルクは16位となり、プレーオフに臨むことになった。
Die Abschlusstabelle. Alle Fans von @FCBayern, @fckoeln, @HerthaBSC & ganz sicher auch @DieRotenBullen können schon mal Rahmen kaufen! pic.twitter.com/ab5qj5oBRh
— BUNDESLIGA (@bundesliga_de) 2017年5月20日
最後まで苦しい戦いが続いた今季のHSV。酒井は昨年11月からチームのキャプテンを託された。
彼がキャプテンになる前と後のブンデスリーガでの成績を調べてみた(カップ戦は除外)。
今季のHSVは、34試合10勝8分16敗(33得点61失点)で勝ち点38。酒井は11節のホッフェンハイム戦からキャプテンとなった。
就任前の10試合は、2分8敗(4得点23失点!)、勝ち点2。
就任後の24試合は、10勝6分8敗(29得点38失点)、勝ち点36。
酒井が欠場したのは、出場停止となった第19節のレヴァークーゼン戦(○1-0)のみ。リーグ戦の出場数(33試合)、出場時間数(2692分)はいずれもチームトップだった。
昨年末にHSVの社長に就任したヘリベルト・ブルッフハウゼン氏は「11月にここにやって来た時、こういうような幕切れを夢見ていた。それが現実となった。全てが素晴らしい!誰もが感動している」とコメントしていたが、酒井も確かな貢献を見せたはずだ。