『Daily Mail』は18日、「インテルのスポーツディレクターを務めているピエロ・アウジリオ氏は、ルールさえなければクリスティアーノ・ロナウドでも買えると話した」と報じた。
昨年夏に中国の巨大企業である蘇寧グループに買収されたインテル。ピッチ内での成績についてはあまり伸びていないが、親会社には圧倒的な資金力があると言われている。
ミラノ大学で講演したアウジリオ氏は以下のように話し、ファイナンシャル・フェアプレーさえなければクリスティアーノ・ロナウドでも買えると豪語したという。
ピエロ・アウジリオ
「新しい中国のオーナーは、世界で最も有名な選手を簡単に買えるほどだ。それは、クリスティアーノ・ロナウドでもだ。
しかし、現実的にはそれが出来ない。ファイナンシャル・フェアプレー制度があるからだ。
時間も、アイデアも、正しい管理も必要だ。我々は可能な限りミスを少なくしなければならない。これまで以上にね。
私は毎日インテルの補強についての噂を読む。しかし、現実には給与を制限しなければならないのだ。
我々の収益は2億〜2億3000万ユーロ(およそ246.7~283.7億円)だ。ユヴェントスはチャンピオンズリーグに参加しており、4億ユーロ(およそ493.3億円)を手にする。
インテルはパウロ・ディバラを2000万ユーロ(およそ24.7億円)で獲得しようとしたが、ユヴェントスの提示額とは差があった。そして彼はあちらへ行った。
現在、移籍市場に2億〜3億ユーロ(およそ246.7~370億円)を投じることは不可能だ。
そうしたくないわけではない。単に不可能なだけだ」