『Daily Mail』は19日、「グラナダ監督のトニー・アダムス氏は、ヴェンゲルがいる限りアーセナルには戻れないと話した」と報じた。
かつてアーセナルで長くキャプテンを務めた『闘将』アダムス。2002年に引退した後は指導者となったが、アーセナルに戻ることはできていない。
6月1日に出版する新しい自伝『Sober: Football. My Story. My Life』において、彼はその原因について以下のように語っているという。
トニー・アダムス
「おそらく、アーセン・ヴェンゲルは私のことを『あまりに挑戦的だ』と思っているはずだ。
彼はパット・ライスやスティーヴ・ボールドのようなアシスタントコーチを好んでいた。機嫌を損なわせないような人物をね。
アーセンはとても支配的だ。もし私が『我々は酷いゴールを許している。4バックを作り替える』と言えば、彼はおそらくそれを好まない。
なぜなら、アーセンは本質的にコーチではないからだ。そして、それが私を求めないもうひとつの理由だろう。
ある日、私はインタビューで『コーチングはアーセン・ヴェンゲルの長所ではない』と話した。
草稿では『アーセン・ヴェンゲルは紙袋を破って外に出ることもできない(軟弱な)コーチだ』と言った。最終的には変えたがね」
なお、アダムスは先日スペインのグラナダCFと契約して指揮を執ったものの、率いた6試合全てで敗北している。