ACLの決勝トーナメント一回戦に浦和レッズが登場。24日、韓国勢で唯一勝ち残った済州ユナイテッドと対戦したが0-2で敗れた。

浦和はJ1鹿島戦での暴言問題で出場停止を受けた森脇良太がこの一戦で復帰。ほぼベストメンバーで敵地に乗り込んだが、7分、右サイドからのクロスを済州のブラジル人FWマルセロ・トスカーノに頭で押し込まれ、いきなり先制を許してしまう。

平日の午後3時という異例の時刻にキックオフされた試合。これは現在、韓国で開催されているU-20ワールドカップで済州ワールドカップスタジアムを使用するため、代替として使用された済州総合競技場に照明設備がないためだ。

閑散としたスタンド、どことなく漂うのどかな雰囲気…それに合わせてしまったかのように浦和の攻撃は単調で、前半は一度の決定機を除いて大きなチャンスを得られない。

後半に入ると一気に攻勢を強め、特に早い時間帯には何度かゴール前へ攻め込んだが得点には繋がらず。その後はゴール前に人数を割いた済州の守備網を破ることができず、終了間際、逆にカウンターから2失点目を許してしまった。

アウェイゴールを奪えずに敗れた浦和。埼玉スタジアムでの2ndレグは、来週31日に行われる。

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