来月13日、日本代表はイラクとのワールドカップ最終予選を戦う。このほど、そのイラク代表はホームでヨルダンとの親善試合を行った。

イラク代表FWアラー・アブドゥルザフラがゴールを決めると、バスラ・スタジアムに詰めかけたサポーターたちは歓喜を爆発させていた。

物凄い歓声!この日は、なんと59,948人もの観客が詰めかけていたとの情報も。親善試合にもかかわらず、これほどまでの盛り上がりを見せたのには理由がある。

ISISの抗争などの影響を受けて、2013年にFIFAはイラクに対して国際試合の主催を禁止。先月にその停止がようやく解除され、AFCも試合開催を許可していた。つまりイラクにとって、この日が実に4年ぶりとなるホームゲームだったのだ。『NBC』では、隣国ヨルダンとの対戦は「単なるスポーツを超えたもの」とも伝えている。

この後、イラクは韓国代表との強化試合を経て日本と対戦する。ただ、FIFAはイラクが国際基準の試合をホストできるのかを見定めるために3か月の試用期間を設けるとしたそうだ。そのため、日本戦はイラク国内ではなくイランのPASスタジアムで行われる予定となっている。

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