13日に大きな話題になったクリスティアーノ・ロナウドの脱税事件。
『Marca』など各メディアが報じたところによれば、スペイン検察官はレアル・マドリーに対して手紙を送り、脱税の疑いでクリスティアーノ・ロナウドを告発したとのこと。
脱税については2011〜2014年に行われたと考えられており、その額は1476万8897ユーロ(およそ18.1億円)にのぼるという。
検察官は、クリスティアーノ・ロナウドが「意図的な方法によって、税金の支払いを逃れていた」として起訴することを発表している。
その方法は2010年に設立されたオフショア企業を利用したもので、このところ大きな話題になってきたタックス・ヘイブンの問題と関連している。
これは先日結審を迎えたリオネル・メッシのケースと告示していると考えられている。
資産を管理していた父親と共に肖像権の収入隠しを行っていたことにより、メッシには先日21ヶ月の懲役刑が言い渡されることになった。
しかし、メッシが収監されることはない。その理由は、スペインでは原則的に初犯で2年以下の懲役となった場合、自動的に執行猶予が付属されるためだ。
おそらくクリスティアーノ・ロナウドに対しても収監される可能性がある判決を受けはしないだろうと推測される。
しかし一方、ジョルジュ・メンデス代理人の顧客にはこのところ脱税疑惑が相次いでおり、今後も他の選手に対して数年前の所得隠しに対する告訴が行われるのではないかと予想されている。