今週末からロシアで開幕するコンフェデレーションズカップ2017。

今大会では、審判団にある権限が与えられることになっているという。英国『BBC』が伝えている。

それに該当するのは、スタジアムでファンから差別的な発言や行動があった場合。

それらを確認した際、審判団には試合を中断、延期あるいは中止する権限が与えられているそうだ。

近年のロシアではファンによる人種差別的行動が問題になっている。

ロシアリーグでは黒人選手に対する差別的行為が継続的に確認されており、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでもロストフのファンがPSV戦でバナナを投げ入れ問題となった。

そのため、2018年に行われるワールドカップでも人種差別が起きるのではないかと危惧されており、FIFAは差別を撤廃するための監視体制を強化中。今回の措置もその一環となっている。

FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「これらは差別に立ち向かうための革新的な変更だ」と話しているという。

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