2014年ワールドカップで世界の頂点に輝いたドイツ代表が、FIFAコンフェデレーションズカップに登場。19日、グループBの第1節でオーストラリアと対戦し3-2で勝利した。

今大会は主力を休養させ、代表経験の乏しい選手で編成を組んだドイツだが、それを感じさせないロジカルな戦いでアジア王者のオーストラリアを圧倒する。

開始5分、右サイドを攻略したユリアン・ブラントの折り返しをラース・シュティンドルが合わせて先制ゴールを決める。

41分、トム・ロギッチの強烈なシュートによって一度は同点とされたものの、その直後にPKを獲得し、これを主将を務めるユリアン・ドラクスラーが決めて再び勝ち越しに成功。後半開始早々には、レオン・ゴレツカが3点目のゴールで突き放した。

スコア以上に一方的な展開となったが、反面、経験の浅さも露呈する。

56分、セットプレーからオーストラリアのトミ・ユリッチに詰められ1点差にされると、残り時間は、同点ゴールこそ許さなかったものの、序盤のような若々しい勢いは影を潜め、必要以上に神経質な戦いを強いられることとなった。

第2戦でドイツはチリと、オーストラリアはカメルーンと、どちらも22日に対戦する。

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