長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは、ブンデスリーガのクラブとして初めて女性スカウトを採用することになった。

フランクフルトはエレナ・コスタ氏をスカウトとして招き入れるそうで、彼女はブンデス初の女性スカウトになるとされている。

ポルトガル人のエレナ・コスタは1978年生まれの39歳。ベンフィカのユースで13年指揮を執るなど指導者として豊富な経験を持つ。

また、2014年には当時フランス2部のクレルモン・フットの監督に任命され、欧州の男子プロフットボール史上初の女性指揮官として話題になった。その直後に解任されたことで、実際にチームを指揮することはなかったのだが、フットボールに関する知識は高く評価されている。

フレディ・ボビッチ(フランクフルトFD)

「彼女はフットボールについて本物の知識を持っているし、すでにこのスポーツにおいて相当な経験を積んでいる。

我々はその土地に住み、自分たちがタレントを探している国について知っているスカウトを求めている」

フランクフルトは17か国もの国籍の選手たちが集っているが、ポルトガル人選手はいない。ポルトガルに精通するコスタ氏は、そこでの才能発掘のために採用されたようだ。

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