『Kicker』は20日、「バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表FWドウグラス・コスタは、ユヴェントスに移籍する」と報じた。

2015年にシャフタール・ドネツクからバイエルンに加入したドウグラス・コスタ。時に素晴らしいドリブルなどを見せて注目されるも、今季もレギュラーとして常に出場するには至らず。今季後半にはパフォーマンスが低下したことから彼に失望したファンも多いと言われていた。

そして今夏のマーケットではユヴェントスが彼に接近。最初は提示額が3000万ユーロ(およそ37.1億円)で、バイエルンが求める5000万ユーロ(およそ61.8億円)とは差があった。

しかしその後交渉を進め、4000万ユーロ(およそ49.5億円)で両者が合意に達したと伝えられたのである。ドウグラス・コスタ自身はユヴェントス入りに前向きであり、個人条件にも同意済みであるとも。

ところが20日、全く逆の情報が届く。「Sueddeutsche Zeitung』は「ユヴェントスとバイエルン・ミュンヘンは、すでにドウグラス・コスタの交渉を行っていない」と伝えたのである。

チーム間で移籍金に関する交渉が合意に至らず、現段階では取引が行われる可能性は高くはないというのだ。

相反する報道が同日に行われるという混迷。ドウグラス・コスタの来季は一体どうなるのだろうか?

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