『The SUN』は21日、「マンチェスター・シティからセビージャに貸し出されている元フランス代表MFサミル・ナスリに対し、中国からオファーが届いている」と報じた。
今季ジョゼップ・グアルディオラ監督の構想から外れたナスリは、スペインのセビージャへとローン移籍した。
序盤戦は非常に大きな活躍を見せたものの、後半戦で失速。それによってセビージャは買い取りを断念し、シティへ返却されることになった。
ただ、シティでプレーできる可能性が低いことから移籍は確実視されており、その候補の一つが中国であるとのこと。
関心を寄せているのは4つのチームで、その一つがカルロス・テベスも所属する上海申花だそうだ。
個人的な条件の面では、中国からはなんと「手取りで」週給27万5000ポンド(およそ3830万円)であるとのこと。これは年俸に直せばおよそ20億円という額だ。
ただ、問題は移籍金であるという。マンチェスター・シティは1200万ポンド(およそ16.7億円)を求めている状況だ。
しかし中国では先日から外国人選手の獲得に「100%」の税金をかけており、実質の支払いとしては倍以上になってしまう。
中国はもう大物獲得できない…上海のポジェ監督が明かす https://t.co/Sk2CoLHbPv
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年6月21日
中国のクラブはそれだけの支出をしてでもナスリを獲得するのかどうか?注目が集まる。
なお、欧州ではACミランやガラタサライ、ベシクタシュなども関心を寄せているとのことだ。