天皇杯で話題となったジャイアントキリング。
アマチュアチームが参戦可能なイングランドのFAカップでも、驚きのアップセットが幾度も起きている。
では、一体どれほど格上のチームが打ち倒されたことがあるのか…。それを、『Express』が伝えていた。
何チーム格上なのかというのは、そのシーズンにおけるそれぞれのチームの最終順位を比較したものだそう。ただし、この25年間の対戦に限ったもの。
2008-09、3回戦 トーキー・ユナイテッド(5部) 1-0 ブラックプール(3部):60チーム格上を撃破
▼9位
2010-11、3回戦 スティーヴェネッジ(4部) 3-1 ニューカッスル(1部):62チーム格上
▼8位
2003-04、3回戦 クルー・アレクサンドラ(3部) 0-1 テルフォード(5・6部相当):66チーム格上
▼7位
1997-98、3回戦 スウィンドン(3部) 1-2 スティーヴェネッジ(5・6部相当):69チーム格上
▼6位
1998-99、3回戦リプレイ スウォンジー(4部) 1-0 ウェストハム(1部):70チーム格上
▼5位
2001-02、3回戦 ダービー(1部) 1-3 ブリストル(4部):72チーム格上
▼4位
2007-08、3回戦リプレイ ハヴァント&ウォータールーヴィル(6部相当) 4-2 スウォンジー(3部):78チーム格上
▼3位
2012-13、3回戦 マックルズフィールド・タウン(5部) 2-1 カーディフ(2部):82チーム格上
▼2位
2002-03、3回戦 シュルーズベリー・タウン(5部) 2-1 エヴァートン(1部):85チーム格上
▼1位
2012-13、4回戦 ノリッジ(1部) 0-1 ルートン(5部):88チーム格上
近年最大級の下剋上となったのは、ノリッジ対ルートン戦。プレミアリーグと5部クラブとの対戦で、88チームも格上の相手を撃破した形だった。
そして、「ジャイキリ」が多く起きている3回戦はプレミアリーグと2部クラブが参戦するステージであり、そこで“餌食”となるケースもあるということだろう。
ちなみに、『Express』がこの企画記事を配信した後の今年2月にも、5部クラブがプレミアリーグのチームを撃破して準々決勝進出を決める歴史的ジャイキリが起きている。