今季史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ連覇を成し遂げたレアル・マドリー。
守護神に君臨したのは、コスタリカ人GKケイロル・ナバスだ。彼は2010年に地元サプリサから、スペインへ移籍。レバンテでリーグ屈指のGKとして地位を確立すると、2014年にエルブランコに加入した。
そんなナバスだが、実は2008年の時点でバルセロナなどにも獲得するチャンスがあったそう。彼のエージェントであるリカルド・カバナス氏が明かした。『ESPN』によれば、こう述べたそうだ。
リカルド・カバナス(ケイロル・ナバス代理人)
「貰ったいくつかのビデオを見た後、2008年に私はコスタリカに行った。
代表チームのトレーニングを2週間ほど見て過ごした。
DCユナイテッドとサプリサの試合をビデオで見た。
驚愕だったし、『このGKは誰だ!彼にとりこだ』って思ったよ」
「(スペインのビッグクラブにナバスの)詳細なレポートとビデオを送ったが、全て拒絶された。
そのうちのひとり(ジョゼップ・グアルディオラのアシスタント)にこう言われたよ。
『リカルド、彼はすごいGKだ。だが、誰もコスタリカのGKとは契約しないだろう。少なくともビッグクラブは』」
2008年当時、バルサを率いてたのはグアルディオラ。彼のアシスタントは、小国コスタリカ人のGKは…と興味を示さなかったようだ。