元イングランド代表MFスコット・パーカーが、現役引退を発表した。

パーカーは1980年10月13日生まれの36歳。

激しく正確でクリーンなタックルで知られる守備的MFで、そのボール奪取能力は若い頃から注目を集めていた。

ユース時代を過ごしたチャールトンで頭角を現すとチェルシーに移籍。しかし、クロード・マケレレという絶対的な存在を脅かすことはできず、わずか2年で退団に。

その後、ニューカッスルやウェストハム、トッテナムといったチームで再び本来のパフォーマンスを発揮し、イングランド代表としてEURO2012にも出場した。

日本では「大佐」という名で呼ばれるなど親しまれたパーカー。トッテナムを退団した2013年からフラムに在籍しており、今季は2部に相当するフットボール・リーグ・チャンピオンシップで29試合に出場した。

チームは6位となり昇格プレーオフに進んだものの、1回戦でレディングに敗れプレミア復帰のチャンスを逃していた。

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