2日、FIFAコンフェデレーションズカップの決勝が行われ、チリを1-0で下したドイツが大会初優勝を飾った。
試合は開始からチリが圧倒したが、たった1つのミスが勝敗を決定付けることになった。
20分、中盤から最後方まで下がってパスを受けたマルセロ・ディアスがボールを奪われ、ラース・シュティンドルに先制ゴールを許してしまったのだ。
このゴールが流れを変え、ドイツが相手にボールを持たれつつも効率的な戦いで試合の主導権を握る。
後半は時間の経過とともに、チリが再び波状攻撃を繰り出す。しかし、若手主体でこの大会に臨んだドイツは最後まで集中を切らさずゴールを割らせなかった。
1-0で勝利したドイツが、コンフェデ初優勝。コパ・アメリカ2連覇中だったチリの3年連続での国際大会制覇を阻んだ。
なお、大会最優秀選手には、ドイツのユリアン・ドラクスラーが選ばれている。