『Mirror』は8日、元イングランド代表FWロビー・ファウラー氏のコラムを掲載した。
先日マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まったルカク。違約金は7500万ポンド(およそ108.5億円)に最大1500万ポンド(およそ21.7億円)のボーナスという破格のものとなった。
大きな期待を受けている彼であるが、ユナイテッドの監督を務めているジョゼ・モウリーニョ氏からチェルシー時代にあまり評価されなかったという過去がある。
ファウラー氏はその選択について以下のように話し、彼がそうしたい理由がよくわからないと主張した。
ロビー・ファウラー
「マンチェスター・ユナイテッドに加入するというロメル・ルカクの決定に、私は戸惑いを抱いていることを認めなければならない。
これは面白いことだ。これまで2度も『不十分だ』と評価されてきた監督のためにプレーしに行くのか。
彼が成長したことは分かる。いい選手になったことは間違いない。しかし、マジか?と思う。私にとっては奇妙だ。
誰もが、彼はチェルシーに近づいていると言っていた。ルカクにはモウリーニョとの信頼関係、評価、将来というリスクを冒すよう説得されたのだ。
移籍金は明らかにその一部だろう。クラブはボーナス込みで9000万ポンドを支払うのだからね。もしプレーできなくても大きなチャンスがある。
彼はゴールを決めるだろうと思う。それはルカクへの投資が行われた根本的な理由だ。それだけの実績があるし、多くの試合をプレーすることに耐えられる。
様々な点で彼はズラタン・イブラヒモヴィッチの上位互換だと思う。ユナイテッドは裏に走って脅威を与えられる選手がいなかった。
ルカクは調子が良ければそれができるし、そうすればユナイテッドは改善されるだろう。あまり期待してはいないがね!」