インターナショナル・チャンピオンズカップ2017に出場したアーセナル。
バイエルンとの試合は後半アディショナルタイムにアレックス・イウォビの得点でスコアを1-1にすると、PK戦の末勝利した。チームはこれからエミレーツカップでベンフィカ、セビージャとそれぞれ対戦し、その後チェルシーとのFAコミュニティシールドを迎える。
さて、そんなバイエルン戦は上海で行われたのだが、ベンチに「あの人」の姿がなかった。
画面中央に写るのはアーセン・ヴェンゲル監督。
そして右側にいるのは今季からコーチの就任することが決まったイェンス・レーマン、左側にいるのはキットマンを務めるヴィク・エイカースだ。
アーセナルのアシスタントコーチとして有名なスティーヴ・ボールドの姿がなかったのだ。
前任のパット・ライスに代わり、2012-13シーズンから同職に就いたボールド。元アーセナル選手、大柄な体格、スキンヘッドという特徴からベンチでも目立つ存在であった。
英国『The Sun』によれば、上海でプレシーズン中にボールドはヘルニアを患ったようで、急遽オーストラリアへと飛び緊急手術を行うことになったという。
ヴェンゲル監督はボールドの症状について「彼は大丈夫だ。すでに家に戻っていて調子もいい」と話している。チームではヴェンゲルに次ぐナンバー2という立ち位置だが、シーズン開幕前にどうしても完治させたかったのだろう。