『AS』は23日、「デポルティーボ・ラ・コルーニャは、アーセナルのFWルーカス・ペレスに対して10年間の契約を提案している」と報じた。
昨年夏にデポルティーボ・ラ・コルーニャからアーセナルへと移籍したルーカス・ペレス。移籍金は2000万ユーロ(およそ25.8億円)と高額だったが、プレミアリーグではわずか2試合しか先発の機会がなかった。
契約は2020年まで残っているものの、アーセナルは彼を1000〜1200万ユーロ(およそ12.9~15.5億円)で放出しても良いと考えているという。
そこに関心を抱いているのは、古巣のデポルティーボ・ラ・コルーニャ。アーセナルと接触を行い、なんとか彼を復帰させられないか模索しているとのこと。
そして、その中でデポルのティノ・フェルナンデス会長が提示したのは「ルーカス・ペレスには10年の契約を手渡す」という仰天アイデアであるようだ。
これは、ルーカス・ペレスがその間に引退したとしても、その後フロントとして雇うという約束が組み込まれたものだ。
提案はまだ非正規なものであるとのことだが、金銭的には不利な状況にあるデポルにとっては「本気」を見せた形だ。
競合は資金力があるフェネルバフチェなどのクラブであると言われる。古巣の誠意は、アーセナルを相手にどこまで通用するだろうか?