『Evening Standard』は9日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ルーカス・ペレスに十分な出場時間を与えられていないことを謝罪した」と報じた。
今季開幕前にデポルティーボ・ラ・コルーニャからアーセナルへとやってきたルーカス・ペレス。
移籍金は1700万ポンド(およそ24.3億円)に達したが、プレミアリーグではわずか11試合の出場に留まっており、怪我にも悩まされている。
彼は先日『La Voz de Galicia』のインタビューに対して以下のように話し、自身の状況について苦々しく語っていた。
ルーカス・ペレス
「僕と契約したいチームがあることは知っていいるよ。そして、僕の意向はチャンピオンズリーグでプレーすることだ。
しかし、夏に何が起こるかは様子を見よう。もしデポルティーボに戻れるならそれも選択肢の一つだ」
アーセン・ヴェンゲル監督は彼について以下のように話し、もっと試合に使うべき選手であると認めた。
アーセン・ヴェンゲル
「彼は高いクオリティを持つストライカーだ。そして、私は彼が求めるほどの出場時間を与えられていない。
本来は彼にはそれを与えるべきだ。そう私は告白しなければならない。
申し訳ないと思っている。しかし、我々は他にも多くのストライカーを使うことが出来る状態にある。
なぜなら、シーズン開始時にはオリヴィエ・ジルーの状況がはっきりしなかったからだ。ダニー・ウェルベックもいつ戻るか不明だった。
そして結局そこに渋滞が発生してしまった。それは彼のクオリティとは何の関係もない」
「もし私が来季も監督ならば、ルーカス・ペレスは残しておきたい。次のシーズンで出場できるかどうか、合理的なチャンスがあるかどうかを見ていかなければいけない」