プレミアリーグ発足以降、常にアーセナルの後塵を拝してきたトッテナム。

だが、それも今季で終わる可能性が高い。消化試合数が1つ少ないアーセナルだが、トッテナムに勝点差14をつけられているのだ。

今夜、その両者がノースロンドン・ダービーで激突する。それを前に、『Foxsports』が伝えていた「アーセナルがトッテナムから学ぶことができる5つのこと」を見てみよう。

チームワーク

選手が互いにハードワークし、補完し合えばいいチームになる。それは最近のアーセナルが失っているものでもある。

アーセン・ヴェンゲルのチームといえば、世界有数のクラブとして常に流れるようなプレーを披露してきた。だが、最近の彼らは本当の逆境に直面し、苦しんでいる。

チームがあまり良くなかった際、スカッド全体でコレクティブな尽力をするよりも、個人が独力でどうにかしなければならないシーンを散々目にしてきた。最近のアレクシス・サンチェスがそれだ。チーム全体が結束し、ユニットとしてやり遂げるシーンを目にすることは稀だ。

その一方でトッテナムはどうか。ハリー・ケインやデル・アリら看板選手に重きがあることは確かだが、チーム全体に生産性がある。

今年のクリスティアン・エリクセン、ソン・フンミン、ムサ・デンベレらは、それぞれ違った点で素晴らしいプレーを見せてきた。とはいえ、今季のスパーズはシーズン全体を通してチームとしての努力を示している。

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