プレミアリーグでアウェイ4連敗を喫していたアーセナルだが、先日のボロ戦には1-2で勝利を収めた。
この試合ではアーセン・ヴェンゲル監督が急遽3バックを採用したことも話題になった。アーセナルが4バックでなくなるのは実に1997年以来だという。
ただ、やはりぶっつけ本番ということで、改善すべき点も散見された。ボロ戦のフォーメーションはこのような形。
ここでは、『Squawka』が伝えていた「アーセナルの3-4-2-1システムがよくなるかもしれない6つの方策」を見てみよう。
▼アレクシス・サンチェスを最前線に置け(ボロ戦ではジルーがトップ)
このチリ人FWが中央よりもサイドでのプレーを好むことはヴェンゲルも認めている。サイドのほうがよりボールに触れるチャンスも増える。
ただ、今季CFの位置で起用されたアレクシスはアーセナルでのキャリアにおいて最高のプレーを見せていた。ファイナルサードでの動き、エネルギー、インテンシティによって、自らのストライカーとしての能力を開花させただけでなく、周囲の選手のパフォーマンスも向上させていた。
もしサンチェス自身がサイドでのプレーを好むという理由で、彼を最高のポジション(CF)で起用しないのならば、それはヴェンゲルのマネージメント力が弱いことになる。時に選手本人は自らやチームにとってベストなことを知らないこともあるのだ。
サンチェスを3-4-2-1のトップに置けば、攻撃においてアーセナルが主導権を握ることを助け、ストライカーの下に配置する2つの枠に更なるオプションをもたらすだろう。