▼フィットしない選手が出ることを認めろ
とはいえ、もしアーセナルが3-4-2-1に固執するならば、ヴェンゲルはこのシステムにフィットしない(居場所がない)選手が出てくるという事実を認める必要があるだろう。
フランシス・コクランには中盤でより重い役割をこなすためのディシプリンやスキルがない。彼はエンゴロ・カンテのような選手に比べると能力が限られており、その脆弱性が露わになるかもしれない。
同様にウォルコットも居場所がなくなるかもしれない。トップにおいてはサンチェスの代替というよりは、格下だ。また、タイプ的にウィングバックでもない。そして、モンレアルもその任に堪えられない。
ただ、信頼・信用を基本にするヴェンゲルはコクランのような選手に不適任者のレッテルを張り続けることはできないだろう。
本日、アーセナルはマンチェスター・シティとのFAカップ準決勝を戦う。果たして3バックの採用はあるだろうか…。