▼アーロン・ラムジーを攻撃陣に組み込め

サンチェスをトップに上げた場合、その下でメスト・エジルと並び攻撃陣を形成する一枠が空く。

ラムジーはウェールズ代表において、このポジションでやれることを証明している。アーセナルよりも前目で起用されたEURO2016においても、大会を通じてトップパフォーマンスを見せたひとりだった。

彼がアーセナルで最も良かったのは2013-14シーズン。より前方で起用されると怪我をするまでの23試合で10ゴール8アシストを記録した。

あの当時の勢いを取り戻すには至っていないが、サンチェスの背後で成功できるための資質をラムジーはすべて備えている。相方のエジルがインテリジェンスやスキルの担当だとするなら、ラムジーはその素晴らしいダイナミズムによって、指揮官が必要とする推進力を提供することができるはずだ。

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