▼ムハンマド・アル・ナーニーをグラニット・ジャカの隣でプレーさせろ
3-4-2-1でうまくプレーするには、フィットネス、戦術、規律、スキル、インテンシティのレベルが優れていなければならない。ボロ戦では中盤においてそれらがうまくミックスされていなかった。
同じシステムを採用しているチェルシーやトッテナムは、キックオフからタイムアップまで走り続け、タックルし続け、パスし続けるMFの重要性を示している。
ジャカにはカソルラほどの機動性はないが、どっしりと構えてプレーできる。自らボールを持ちあがるのではなく、周りを攻め上がらせ、パスを通す。
ただ、彼には熱心に働いてくれるパートナーが必要なのだ。アーセナルが普段用いている4-2-3-1においても、ジャカがうまく機能していない理由もそこにある。
それにはアル・ナーニー以上の選手はいない。このエジプト人MFは常にボールを欲しがって動き、パスとボールキープ力を失うことなく広範囲をカバーできる。以前この2人がコンビを組んだ際には可能性を見せており、3-4-2-1の中盤に必要とされるものを満たせるかもしれない。