『ESPN』は28日、「ユヴェントスのイタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォンは、高騰するマーケットに警笛を鳴らした」と報じた。

今夏イタリアでは中国資本になったACミランが2億1000万ユーロ(およそ271.2億円)を費やして大きな補強を行った。

また、ネイマールに対してはPSGが2億2000万ユーロ(およそ286.7億円)を準備して獲得に向かっていると言われており、選手の高騰が止まらない状況となっている。

かつて「世界最高額GK」としてユヴェントスに加入したブッフォンであるが、現代のマーケットには不安を覚えているという。

ジャンルイージ・ブッフォン

(ファイナンシャル・フェアプレー制度を支持する?)

「そうだね。僕は幾つかの基準によって設定される規制については支持しているよ。

なんだかウソのようだね。なぜネイマールの価値は2億2000万ユーロであり、6億ユーロ(およそ774.9億円)ではないのか?

小さい頃、祖父がよく言っていたよ。『膨らんで、膨らんで、風船はやがて爆発するものだ』と」

(ミランは大補強をしているね?)

「もうこの移籍マーケットで驚くことはないが、彼らはとんでもないお金を費やしているね。昨日は10だったものが、明日には100になるような。

僕はより拮抗したセリエAを期待しているよ。この数年間苦しんできた者たちが価値を復活させようとしている、それを見られそうだ。

セリエAをもっと楽しいものにしてくれるだろう。ナポリやローマがすでに昨季見せたように戦ってくれればね。

これは僕にとって最後のシーズンになるかもしれない。とてもワクワクしているよ。特別な何かを成し遂げるために頑張るつもりだ。

別れを目の前にしている時には常に、美しい思い出を宝石にして永遠に残したいと思うものなんだ。

特別なシーズンになるだろうね。傑出したプレーをして、名前を残したい。この数年やってきたように、ユヴェントスに素晴らしい年をもたらしたいね」

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