『The SUN』は30日、「ネイマールの父親は、移籍を8月1日以降に行うことをPSGに要請していた」と報じた。

現在バルセロナからPSGへの移籍が近づいていると言われているネイマール。

移籍金は2億2200万ユーロ(およそ286.2億円)となり、その資金はPSGのオーナーであるナースル・アル・ハライフィ氏率いるQSI(カタール・スポーツ・インヴェストメンツ)が支払うといわれる。ネイマールにはカタールW杯の大使としての役割が与えられ、その名目でQSIから直接本人に資金が流れるようだ。

そして、「ネイマール本人が違約金をバルセロナに支払う」という名目になるという。そのためPSGの口座自体には影響はなく、そのためにファイナンシャル・フェアプレー制度を逃れられると考えられている。

ここまで外堀が埋められている状況であるが、取引はまだ行われていない。その理由は「手数料」であるとのこと。

昨年バルセロナと新契約を結んだネイマール。その中には父親に手数料として2600万ユーロ(およそ33.5億円)を支払う条項があり、そのためには7月31日まで残留する必要があったのだという。

そのため、取引は8月に入ってから行われると考えられているのだ。早ければ1〜2日の間にも決定するのではないかとのことだ。

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