『Corriere dello Sport』は3日、「ユヴェントスは、オファーの金額にかかわらずパウロ・ディバラを売却しない方針である」と報じた。
現在ネイマールをPSGに放出する手続きが進んでいるというバルセロナ。売却額は2億2200万ユーロ(およそ289.3億円)で、それを使って後釜を獲得する可能性が高いと考えられている。
その候補の一人がユヴェントスのパウロ・ディバラであると言われており、入札額は1億3000〜1億4000万ユーロ(およそ169.4~182.4億円)になるのではないかと伝えられた。
しかし、どうやらユヴェントスは金額がどのようになろうともパウロ・ディバラを放出するという選択肢はないとのことである。
唯一の例外はディバラ自身がバルセロナ移籍を熱望した場合のみだとのことだが、今のところその兆候はないようだ。
一方、選手の方は前向きだと言われるのがリヴァプールのフィリペ・コウチーニョである。
『BBC Radio』は、ジャーナリストのグラハム・ハンターによる報告として「バルセロナは本気でフィリペ・コウチーニョ獲得に向かっており、先進的な交渉を行っている」と伝えている。
ユルゲン・クロップ監督はコウチーニョの売却を否定しているものの、バルセロナのオファーは現在1億ユーロ(およそ130.3億円)まで引き上げられているとのこと。
また、同時に報告されているのはモナコのフランス代表FWキリアン・エンバッペ・ロタンだ。
レアル・マドリーが接近しているという彼であるが、ジャーナリストのギレン・バラグ氏によれば、ネイマールの移籍が濃厚となった3日前からバルセロナが交渉に臨んでいるとのこと。
モナコはレンヌから先日前線ならどこでもこなせるフランスU-21代表FWアダマ・ディアカビを獲得しており、それがエンバッペ放出に備えた動きとも推測されている。
他にもバルセロナはアトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマンにも連絡を取ったとのことだが、こちらはクラブ側からキッパリ断られたという。