『Kingfut』は3日、「エジプトサッカー協会(EFA)は、パレスチナ人とシリア人選手を自国人として扱う新ルールを制定する」と報じた。
エジプトリーグはこれまで原則的にシニアの選手は25名まで登録することが可能であった。
しかし今季に向けたルール改正の会議において、EFAは「パレスチナとシリア国籍の選手を2名まで外国人枠の適用外とする」という条項を加えることを決めたとのこと。
これは既に協会内部での承認プロセスは通過しており、今季のエジプトリーグから早くも適用される可能性が高いという。
また、選手の登録数に関しても25名から30名に増加されている。
情勢の悪化によって国内でのサッカーが難しくなっているシリア、そしてヨルダン川西岸地区とガザ地区でリーグが分割されているパレスチナ。
多くの選手が国外に活躍の場を求めなければならない状況になっており、同じイスラム教国のエジプトがそれを受け入れる立場を明らかにした形である。