ダニー・ローズ
「お金のことを最優先に考える人もいるが、僕はそうではない。ただ、自分の価値を理解しているだけだ。
このチームの皆と同じように、僕はもっと報酬を得られるべきだ。自分の見解ではね。
僕は他の選手に代わって話しているわけではないよ。ただ、これは僕の見方だ。
自分は自分の意見を持っている。そして、もうそれほどサッカー選手としての時間は長くないだろう。
一つ言えることがある。このキャリアの残りにおいて、僕は自分が求める試合をやりたいということだ。そして、誰も軽視することなく、常に意見をぶつけていきたい。
僕の年齢で、怪我で6ヶ月も離脱していれば、その間に多くのことを考えるものだ。
今自分はピークに達している。そして、大きな契約はあと一つしかないかもしれない。時間がない。僕はトロフィーを取りたい。
15年間もサッカーをして、一つのトロフィーも、一つのメダルも取れないなんてことにはなりたくない。
残念だ。それは僕のあるべき姿ではない。そんなことでは満足できない。何かを勝ち取りたい。
僕はいつかイングランドの北部でプレーしたい。正確にいつからというのを予測はできないが、北部のチームでサッカーをする。16歳でリーズからトッテナムに来たからね。
韓国やアルゼンチンから来ている選手もいる、ただ、僕は10年以上家族から離れているし、母ともほとんど会えない。引退する前に、家族との時間を最優先にしたいんだ。
短期的な目標は、昨年のようなプレーをすること。そして、それを長期的に続けていくことだ。
これは退団したいという話ではないんだ。しかし、もし誰かがオファーをしてくれるならば、クラブの誰にでも要求をすることに躊躇いはない」
トッテナムよ、もっと給料を払え!ローズが爆弾発言
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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