2月25日、『Evening Standard』は「トッテナム・ホットスパーのDFダニー・ローズは、自分はまだ代表クラスには届いていないと話した」と報じた。
1990年生まれのダニー・ローズ。各年代で選抜されてきた経験を持ち、2012年にはイギリス代表としてロンドン五輪にも出場した。しかしクラブレベルではなかなか継続的な活躍が出来ず。
2012-13シーズンにレンタル先のサンダーランドでレギュラーを獲得したが、保有権を持つトッテナムに復帰した昨季も前半戦で長期の離脱を経験するなど、不安定な年となった。
しかし、今季はポチェッティーノ新監督の下で開幕から不動の左サイドバックとしてプレー。11~12月にしばらく離脱したものの、現在は再び中心的な存在に返り咲いている。
イングランド代表にも選ばれて良いのではないか?とも言われているが、本人はインタビューでそれを否定。まだそのレベルには達していないと謙虚に話している。
ダニー・ローズ
「正直に言おう。僕は代表チームに近い位置にあるようには見えないよ。
レイトン・ベインズは全く適切なファーストチョイスだ。ライアン・バートランドはサウサンプトンで非常によくやっている。キーラン・ギブスとルーク・ショウも僕より先に行っている。
そして、僕はウェストハムのアーロン・クレスウェルが気に入っている。自分はそこに近づいているようには見えない。
ただ、それは僕を悩ませることはない。トッテナムが僕の最優先事項であり、ここでうまくやれている限りは幸せだ。
うまくやれているか? 分からないね。知っているのは、浮き沈みがあった昨年よりは一貫性があるということだ。正しい道に戻そうとトライしている。
ミスを少なくすることによって、よりゴールチャンスやアシストの機会を作ることが出来る。僕は昨年より改善している。もしこの後も向上し続けられれば、良いキャリアを過ごせるだろう」