今週、フットボール界を駆け巡った衝撃のニュース。メキシコ代表のキャプテンであるDFラファエル・マルケスが麻薬組織と長年関係を持っているとされ、アメリカ財務省から資産を凍結されたのだ。

日本でも民放のニュースとして取り上げられるなど話題になった。だが、マルケス本人は麻薬カルテルとのつながりがあるとしたアメリカ側の告発を否定したようだ。『BBC』が伝えている。

それによれば、マルケスは捜査への協力姿勢を示しつつ、メキシコの司法長官に対して自発的に供述したと述べたという。

マルケス同様に告発された21名・43団体のリストに名を連ねたメキシコ人歌手のフリオ・セサル・アルバレス氏も、こう擁護しているそうだ。

フリオ・セサル・アルバレス

「彼(マルケス)はフットボールにおいて最も長いキャリアを歩んできたひとりだ。

そんな彼がこのようなことをする必要があったと本当に思うかい?」

アメリカ側はマルケスがフットボールスクールなどを通じて麻薬密売人ラウール・フローレス・エルナンデスの“フロントパーソン”として振る舞っていたと主張している。

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