移籍金の高騰が止まらないサッカー界。

特に今夏はその傾向が顕著であり、ネイマールのPSG移籍によってウスマヌ・デンベレも100億円規模で取り引きされることとなった。

そうした今日の移籍市場に、あのロイ・キーンがコメントした。

解説者時代には歯に衣着せぬ発言で人気を博し、現在はアイルランド代表のアシスタントコーチを務めるロイ・キーン。

これだけ高騰する移籍市場について「度肝を抜かされるな」とコメントすると、「平均的な選手が3500万ポンド(およそ49億8000万円)で移籍すると、頭をひっかいてやりたくなるぜ」と特有の表現で斬ってみせた。

さらに、「かつてユナイテッドでともにプレーした選手が今取り引きされていたらいくらの価値になるか」と問われ、ルート・ファン・ニステルローイとデイヴィッド・ベッカムを「10億ポンド(およそ1425億円)」、ライアン・ギグスを「20億ポンド(2850億円)」と算出した。それほどまでに、今のマーケットは狂っているということなのだろう。

ちなみに、今のマーケットで選手時代の自分にいくらの価値があるのかを問われると、「375万ポンド(およそ5億3400万円)」と謙虚な額を答えてみせた。

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