週末に通常通り開催されたJ2の第31節。
水戸ホーリーホックは、ホームに名古屋グランパスを迎えたが、先制しながら1-1の引き分けに終わった。
ホームでの無敗を継続したものの、一時の勢いに陰りがみられる水戸。昇格を狙う上で痛い勝点1となったが、この試合では19歳の前田大然が今季10点目のゴールを記録した。
先制は #水戸ホーリーホック!
こぼれたボールを #前田大然 が素早く反応しシュート!
大台にのる今季10得点目のゴール!
明治安田J2第31節 水戸×名古屋は https://t.co/u4BaoHt81Q で配信中#テレビでDAZN📺@hollyhock_staff pic.twitter.com/prMDM6m3zD
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) 2017年9月2日
34分、名古屋のDFがボールの処理を誤った一瞬を見逃さず、右足で先制点をゲット!
Qolyではこれまで彼の“快足”に焦点を当ててお伝えしてきたが、得点もコンスタントに決めていた前田。試合後、「勝てる試合だったので、もったいなかったです」と反省していたが、10代での二桁ゴール達成はJ2とはいえ立派な数字であろう。
そして、日本サッカーの強化を担う“あの人”も、このゴールを喜んでいた。
水戸の前田大然、伸びている
桁違いのスピードは魅力
名古屋のガブリエル シャビエル良い選手
吸い付くようなトラップ
キックの種類と質の高さ
9240人もの観客
ありがとうございます! pic.twitter.com/SAgzJS8RgJ
— 原博実 (@iijikantai) 2017年9月2日
元日本代表FWで、現在は日本サッカー協会の常務理事などを務める原博実氏だ。
現地を視察した模様の原氏は、「水戸の前田大然、伸びている 桁違いのスピードは魅力」と、名古屋のガブリエル・シャビエルとともに、二桁ゴールを達成した前田の活躍と将来性を褒め称えていた。
先日、日本代表はワールドカップ出場を決め、これから1年間、23人の枠を巡った熾烈な競争が始まる。19歳の前田は東京五輪世代だが、持ち前の“速度”で、ここから最終メンバーに割って入るような働きを期待したいところだ。