『Mirror』は5日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、1月のマーケットを廃止するべきだと語った」と報じた。
夏に2年契約を延長したヴェンゲル監督。しかし今夏のマーケットでは苦しい状況になり、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが退団することに。
また、アレクシス・サンチェスはマンチェスター・シティへの移籍が直前で破談になり、1月のマーケットでの退団が噂されている。
アーセナルはこのところ移籍市場では苦戦が続いており、大金が動く状況で周りに置いていかれている感も。
ヴェンゲル監督は現在のマーケットについて以下のように話し、開幕前に移籍を締め切ることに加え、1月の移籍期間自体を廃止するべきだと語った。
アーセン・ヴェンゲル
「今起こっていることは、移籍マーケットが閉じたという事実だ。9月は大丈夫だ。
10月に他のクラブと接触した選手たちは、こう考え始める。
『さあ、1月にはどこに行こうかな?』
これは、サッカークラブにいる選手としてあるべき形ではない。我々は人々を楽しませるためにここにいるのだ。一緒に何かを達成したいと思っている人々と共にやることができるのだ。
物事が上手くいかなくなったら『どこに行こうか』と考えるような人々とはやっていけない。
重要な試合を前にして、午前4時まで『僕は移籍できるのか?』『給料はいくらだ?』『どこに行くんだ?』と電話を待っているような選手を持つことは出来ない。
理想的な状況は、リーグ戦が始まる48時間前にマーケットが閉まることだ。そして、シーズンの最後までそれが開かないことだ」