『Telegraph』は6日、パリ・サンジェルマンへの入団が決まったフランス代表FWキリアン・エンバッペ・ロタンのコメントを掲載した。
昨季モナコで大ブレイクを果たし、チャンピオンズリーグでもゴールを量産したことで注目を集めることになったエンバッペ。
さらに今夏パリ・サンジェルマンへの移籍が決まり、来年支払われるという取引額は1億4500万ユーロ(およそ187.9億円)+ボーナスで、歴史上2位の記録である。
スターダムに伸し上がった彼は、どのようにプレッシャーに対処しているのか?
キリアン・エンバッペ・ロタン
(ヴェンゲル監督は君をペレと比較していたね?)
「僕がサッカーの王様である『キング・ペレ』と比較されるなんて、本当に信じられないことだね。
しかし、僕が考えなければならないのは、努力することと、自分の道を進むこと。他の人のこと、誰かとの比較を考えないことだよ。
色々気をつけなければならないことがあるね。なぜなら、新聞はスクープを必要としているからね。
しかし、慎重にならなければならない。それは神経戦だ。メンタルで負けたものが、負ける。自分の歩みを止めることなく進めば、勝利を手に入れられる!」
(君には注目が集まっているが、それにどう対処する?)
「ああ、それはサッカーへの情熱を保つことで管理できるよ。僕は常に試合に対しての情熱がある。それが助けになるんだ。デリケートな状況でもね。
サッカーへの愛は、ピッチに入ったときにすべてのプレッシャーを跳ね除けられることを意味する。あらゆる環境が、いつも僕を助けてくれる。
いつも言っているように、ピッチにいるときには何も感じないんだ。チームのためにベストを尽くすだけだからね。
僕はいつも自分を保っている。そして、それが今ここにいられる理由でもあるよ。
メディアから注目されることのリスクも分かっている。サッカーの周りの、華やかで魅力的な部分でね。
父からのアドバイスがあるんだ。『自分自身を保て』とね。僕はいつも自分がどこから来たのかを理解しているからね」