先日から大きな話題になっているキリアン・エンバッペ・ロタンの去就。モナコに所属している彼は既にPSGへの移籍に合意しているという。
彼とモナコの契約は2019年までとなっており、クラブ側はラダメル・ファルカオと同じ年俸700万ユーロ(およそ8.9億円)を提示しているという。
しかしPSGはなんと手取りで年俸1800万ユーロ(およそ22.9億円)を提示しているとのことで、大きく差があるようだ。
それによってエンバッペはモナコに対して更に大きな額の給与を求めており、交渉はうまく進んでいないようだ。
この騒動に対してモナコのウルトラスはTwitterで声明を発表し、ライバルの強化はやるべきではないが、給与の要求には応えてはいけないと要求した。
ウルトラス・モナコ
「最近、我々はキリアン・エンバッペの取引について多くの報道を耳にした。怒りで気を失いそうになりながら。
しかし、それはエンバッペの給与が次の契約でどうなるかという点も絡んでくる。
我々は感じている。これだけのお金を支払うだけの価値がある選手などいないと。
一人の選手がこのような振る舞いをし、何十試合にも出場して価値を証明しているわけでもない者がこれだけのものを求めているのならば、それは受け入れられない。
我々はキリアン・エンバッペ・ロタンとその家族に対し、モナコというクラブ以上に重要な者などいないことを思い出させたい。
これを念頭に置いて、我々は心から願っている。もしこのような給与が求められるとするならば、執行委員会がこの問題を終わらせるような決断をすることを。直接のライバルをできるだけ強化しないようにすることが不可欠ではあるが、
チームはこれまでタイトルを守れるだけの質を持つチームを作ってきたと、我々は固く信じている。エンバッペなしでもね」