『The SUN』は6日、「モナコのレオナルド・ジャルディン監督は、選手を常にキープするのは無理だと語った」と報じた。
金曜日にリーグアンの開幕戦を戦い、トゥールーズを相手に逆転勝利をあげたモナコ。
昨季はリーグ優勝を果たしたものの、今夏のマーケットでバンジャマン・メンディ、ベルナルド・シウヴァ、ティエムエ・バカヨコなど多くの選手を放出することになり、戦力的には厳しい状況となっている。
ジャルディン監督は開幕戦を終えて以下のように話し、とにかくファビーニョやレマール、エンバッペなどをキープするために努力すると話した。
レオナルド・ジャルディン
「すべての選手をキープすることは重要だ。昨季大切な役割を担ってくれた彼らをね。
しかし、今年見せているもので誰もが分かる。選手を常にキープすることは可能ではないのだと。
それ故に、我々の目標はこの選手たちと働いていくことだ。移籍マーケットが終わるまでここに残せるように。
エンバッペはプレシーズンでゴールを決められなかったが、流れを変えるために激しい努力をしていた。
それは彼だけではないけどね。昨季ここにいた若手選手は、あのような偉大なシーズンを過ごしてきた。
ファビーニョやトマ・レマールは僅かに年上だから成熟している。しかし、キリアンもとてもよくやっているよ。
彼らは何が大事なのかをよくわかっている。それはピッチの上で何を起こすかだということだとね」
なお、モナコのヴァシリエフ副会長は以下のように話し、まだキリアン・エンバッペの状況は確定していないことを明らかにしている。
ヴァディム・ヴァシリエフ(モナコ副会長)
「彼はここを離れたいという欲求を表明しているわけではない。
我々はまだ交渉中である。彼を守りたい。キリアンは正しい決断をするべきだ。多くの関心があるにせよ」