元ドイツ代表MFシュテファン・エッフェンベルクは、『T-online』のコラムで「バイエルン・ミュンヘンはロベルト・レヴァンドフスキを売るべき」と主張した。
土曜日の試合でホッフェンハイムに0-2と敗れてしまったバイエルン。その後レヴァンドフスキはアンチェロッティ監督の戦術や補強政策などを批判した。
今夏他のクラブがかなりの金額を出して補強しているのに比べ、バイエルンが控えめな投資に終わっていることに不満を持っていると主張したのだ。
それに対し、エッフェンベルクはバイエルンのポリシーを壊してはならないと主張。レヴァンドフスキも売るべきだと語った。
シュテファン・エッフェンベルク
「レヴァンドフスキはクラブの理念を攻撃している。ヘーネス会長は、常に言ってきた。1億ユーロ(およそ128.9億円)、1億5000万ユーロ(およそ193.3億円)の移籍金を払うことはないと。
彼は同僚をも攻撃した。彼の見解はこうだ。自分が狙っているチャンピオンズリーグのタイトルを取れるクオリティは、ここにはないと。
私も確かに数週間前言った。バイエルンはそれだけの金を投資しなければ、PSGやバルセロナから離される恐れがあるよと。
しかし、レヴァンドフスキは選手だ。その役割だ。彼はその声明の意味を考えるべきであるし、内部で言うべきことだ」
(バイエルンはコランタン・トリッソをクラブ記録の額で獲得し、セルジュ・ニャブリやニクラス・ジューレ、セバスティアン・ルディなどを引き入れた)
「これは、レヴァンドフスキが要求するものとは全く逆だ。
しかし、我々はドイツ人のスーパースターを備えている。他の国のスターを1億ユーロ、1億5000万ユーロ、2億ユーロ(およそ257.7億円)で取るか?我々には5~6名のスターがいるのに。
スターはチームとしてどのように戦えばいいのかを理解している選手だ。だからこそ国際的に成功することが出来る。
バイエルンは国外のスターを引き入れ続けるような立場からは離れていなければならない。レヴァンドフスキのようにね。
彼はPSGに行ける。それだけの金が支払われれば。バルセロナにでも行ける。彼が求めることがやれる場所にね」