『AP』は11日、「オーストラリア女子サッカーリーグは、選手の最低年俸を1万ドル(およそ85.2万円)に設定した」と報じた。

このところ実力を向上させているオーストラリアの女子サッカー。国内でのコンペティションは「Wリーグ」と呼ばれ、代表も「ウェストフィールド・マチルダス」の愛称で親しまれている。

そして今回、オーストラリアサッカー連盟(FFA)とオーストラリアプロサッカー連盟(AU)の間の交渉が合意に達し、来季のWリーグでの最低年俸を引き上げ、1万ドルにすることが決まった。

Wリーグにおける平均年俸はこれで1万5500ドル(およそ132万円)になり、各クラブのサラリーキャップ(給与制限)は30万ドル(およそ2555万円)に設定されるとのこと。

今季のWリーグは10月27日に開幕する予定となっており、9チームが全14週を戦う。4位までのチームがプレーオフに進み、2月18日のグランド・ファイナルに臨む。

FOX Sportsでレギュラーシーズン24試合+プレーオフ3試合が放送されることも決まっており、ますます注目を集めそうだ。

昨季キャンベラ・ユナイテッドに所属した日本代表DF近賀ゆかりも、またオーストラリアでプレーする可能性が高いと考えられている。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)