プレミアリーグでの導入が発表された、夏の移籍市場の短縮案。

同リーグでは来季から、シーズン開幕前に移籍マーケットがクローズドすることになる。

欧州における競争力の低下も懸念されたが、リーグ全体の整合性を考えた改革案であり、この決定は欧州サッカー界にも大きなインパクトを与えた。

今回の動きを受け、やはり他のリーグもそれに追従する動きがあるようだ。

英国『The Sun』によれば、ブンデスリーガでも移籍期間の短縮に向けた議論が行われているという。

例年、8月上旬から中旬にかけて開幕しているブンデスリーガ。

しかしプレミアリーグ同様、シーズン開幕前に移籍市場を完結させ、その最終日を7月末にする変更案を検討しているという。

記事によれば、ドイツサッカー連盟のチーフ・エグゼクティブを務めるラインハルト・ラウバル氏は今年12月に投票の機会を設けたいと考えているようだ。

ラインハルト・ラウバル(ドイツサッカー連盟 チーフ・エグゼクティブ)

「今年は、(移籍に関して)もはや筋が通ったとは思えないことがあちらこちらでたくさんあった。

それをストップさせなければならない。

我々はドイツサッカーリーグ機構(DFL)の執行委員会に対し、移籍期間の短縮に関する多数決を取るよう提案するつもりだ。

もし決定が下れば、多数決が12月に行われる。

そこで36あるプロクラブの過半数が賛成すれば、それに該当する申請がドイツサッカー連盟を経て、国際的な連盟(FIFAやUEFA)に送られる」

そして例えば、移籍市場の締め切りが8月1日になったりするわけだ」

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