『FourFourTwo』は22日、「レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、アラベスに所属する息子との試合について話した」と報じた。
レアル・マドリーの下部組織で育成されたエンツォ・ジダン・フェルナンデス。昨季は父親の下でプレーしていたが、今季はアラベスへと完全移籍している。
ここまではわずか2試合の出場と苦しんでいるが、監督が替わったこともあってチャンスが訪れる可能性もあると言われている。
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、今週末のアラベス戦について以下のように話し、点を取らないことを祈っていると語った。
ジネディーヌ・ジダン
「彼が点を取らないことを願っている!我々はお互いに競争力がある。彼は彼だし、私は私だ。
少し奇妙なことになるだろうが、私は嬉しいよ。彼は努力している。彼のチームはまだうまくいっていないが、良いメンバーがいるし、いい仕事をしている。
しかし、明日は互いに敵同士。私はマドリー、彼はアラベス。競争力がある戦いになるだろう。それが全てだ」
(息子との対決は個人的にどんな意味がある?)
「それほど考えすぎないようにしているよ。もちろん少し感情的にはなるだろうね。しかし、レアル・マドリーがアラベスと対戦すること以外に、何も重要な事はない。
相手は競争力があり、我々もそうだ。勝つためにあらゆることをやる。私はプレーするつもりはないとしてもね。
エンツォのことは選手としていつも見てきた。父親として話すときもあるがね。昨年は一緒のチームにいたから。
彼のコーチではなく、父だった。サッカーについては何のアドバイスも与える必要はない。現時点ではね。そこには父と息子の関係がある」