J1第27節の全9試合が行われた23日(土)。
ヤマハスタジアムでのジュビロ磐田対大宮アルディージャ戦では、1ヶ月以上ぶりにあの選手にゴールが生まれた!
0-0で迎えた20分、ゴールまで25mほどの距離でフリーキックを獲得した磐田。
するとキッカーの中村俊輔は低い弾道でファーサイドの方向へボールを蹴ると、これが磐田DF高橋祥平と大宮MF大山啓輔に当たりなんとゴールイン!
ボールの蹴り方を見るに直接狙ったわけではなさそうだが、どんな形でもゴールはゴール。こういうことが起こるから、強力なプレースキッカーを持つチームにフリーキックを与えるのは怖いと言える。
この得点は公式記録で中村のゴールと認められており、J1では8月5日に行われた第20節のサンフレッチェ広島戦以来の得点。中村は先日第5子が生まれたばかりであり、自らのゴールでその誕生を祝った。
なお試合は2-1で磐田が勝利し、3試合ぶりの白星。
名波浩監督はこのゴールについて「1点目のFKは偶発的」と話しているが、「1点は1点なのでどんな形であっても何も気にしていない」とも述べている。