かつてマンチェスター・ユナイテッドでエースとして活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ。

彼は2006年にレアル・マドリーへと移籍したが、その理由はクリスティアーノ・ロナウドとの関係悪化にあったかもしれないようだ。『Marca』などが伝えている。

これは、サー・アレックス・ファーガソンと親密だったジャーナリストのアラステア・キャンベル氏が、『The Sunday Times』上で明らかにしたもの。

2005-06シーズン当時、ファーガソンはファン・ニステルローイの普段の態度やロナウドとの対立について快く思っていなかったという。

アラステア・キャンベル氏

「彼(ニステルローイ)は非常に利己的だった。

堪忍袋の緒を切れさせたのは、彼がロナウドに伝えたことだ。

アルコール依存症だったロナウドの父が亡くなった直後に、新たな父親としてカルロス(・ケイロス。当時のユナイテッドコーチ)が見つかったじゃないかと言った。

カルロスはルートに対して敬意を示せと求めた。すると、彼は誰にも敬意を持っていないと言った。

その後、彼は謝罪したが、CRは受け入れなかった。

後になってそれを聞いたアレックスはファン・ニステルローイを帰宅させた。

彼(ファーガソン)は彼とどうやっていけばいいのか分からなかった」

ニステルローイはこのシーズン終了後にレアルに移籍。2009年夏にはロナウドがレアルにやって来たが、その半年後の2010年1月にニステルローイはドイツへ移籍している。

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