27日、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の準決勝1stレグが行われ、日本勢で唯一勝ち残っている浦和レッズは中国に乗り込み上海上港と対戦した。
同国対決となった川崎との準々決勝を、奇跡的な逆転劇で制した浦和。対する上港は、2ndレグで同じ中国の広州恒大に0-4で敗れたもののPK戦の末に準決勝まで駒を進めた。
先制したのは上港。15分、オスカルからスイッチしてボールを受けたフッキが中央を持ち運び、ミドルレンジから左足を振り抜く。すると強烈なシュートが浦和のGK西川周作の手をかすめネットを揺らす。
敵地で押し込まれる浦和も反撃に出る。27分、丁寧なパス交換から、ゴール前に飛び出した興梠慎三の落としを柏木陽介が右足で流し込み同点に。
その後、浦和はホームの後押しを受ける上港の攻勢に合うが、西川の好守もあり勝ち越しゴールは許さなかった。試合は1-1の引き分けに終わったものの、アウェイゴールを奪ったことで決勝へ一歩前進したといえるだろう。
2ndレグは来月18日、埼玉スタジアム2002で開催される。