インドで開催中のU-17ワールドカップ。大会はグループステージの第2節に入り、U-17日本代表は11日にフランスと対戦した。

初戦でホンジュラスに6-1と歴史的な大勝を収めた日本だが、対するフランスもニューカレドニアに7-1で勝利しており、撃ち合いになることも予想された。

しかし、試合は一転、盛り上がりに欠ける非常に堅い内容となった。

先制したのはフランス。13分、カウンターから抜け出したアミヌ・グイリが冷静に決め、日本の出鼻をくじく。

反撃に転じたい日本だが、フランスが攻勢をかけず、自陣深くをしっかり固めたことでボールを保持しつつも攻め手を見い出せない。初戦でハットトリックを記録した中村敬斗、“神童”久保建英も狭いスペースで全く持ち味を出せず、ただ時間だけが経過していく。

すると71分、再びカウンターからグイリに決められ、2点ビハインドに。直後、日本は宮代大聖がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。これを宮代が決めて1点差とするが、それでも反撃の機運は高まらなかった。

日本はフランスが演じた“大人のサッカー”に最後までやりたいことをやらせてもらえず、1-2で敗れた。ニューカレドニアとの最終節は、14日に行われる。

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