先日、28年ぶりとなるワールドカップ出場を決めたエジプト代表。
そのなかで、リヴァプールFWムハンマド・サラーは5試合で5ゴール(最終節は来月)とさすがの活躍を見せた。
そんな彼は褒美としての豪華なギフトを断り、生まれ故郷への寄付を頼んだという。『Liverpool Echo』が伝えている。
W杯出場決定後、サラーは故郷にあるザマレクの元会長マムドゥー・アッバス氏から連絡を受けた。アッバス氏は28年ぶりの快挙達成に大きく貢献したサラーに、高級リゾート地での宿泊を提供しようとしたそう。
だが、サラーはこの申し出を丁重に断り、自らの出身地であるナグリグという村への寄付のほうが嬉しいと伝えたという。
エジプトの英雄となったサラー。ナグリグがあるガルビーヤ県の知事は、彼が卒業した出身校を『ムハンマド・サラー工業高校』と改称したとか。さらに、故郷の青少年センターにも、彼の名前が冠されたそうだ。