今季は開幕3連敗と最悪のスタートを切ったウェストハム。その後は2勝2分2敗とやや持ち直して16位につけているが、勝ち点8は降格圏に沈む18位エヴァートンと同じ。早くも予断を許さない状況に陥っている。

27日にクラブは公式サイト上で、28日の土曜日に行われるクリスタル・パレスとのアウェイゲームにおいて、初めてサードユニフォームを着用する予定だと発表した。

まだ10月とはいえ最下位パレスとの一戦は残留争いの雰囲気が漂うが、クラブの“原点”がデザインされたこのサードキットで勝ち点を奪えるだろうか。

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West Ham United 2017-18 Umbro Third

このクラシックなサードキットは9月1日に発表されているが、いよいよ実戦デビューとなる。

ウェストハム・ユナイテッドは前身のチーム「テイムズ・アイアンワークス」解散直後の1900年7月5日に設立されたが、今回のサードキットはウェストハムとしての最初のユニフォームを再現している。

交差するリベットハンマーを丸で囲んだ見慣れないエンブレムも、クラブ設立当時のデザインそのままでじつにシンプル。この初代エンブレムは、1950年に2代目が登場するまで使用された。

背面の首元にはクラブ設立年月日“05.07.1900”をプリント。スカイブルーのシャツ、ホワイトのパンツ、ブラックのソックスというコンビネーションは、まさに1900年当時のユニフォームそのものだ。

サードキットのビジュアルイメージは、作品と呼びたくなるようなハイ・クオリティ。各選手のスパイクもヴィンテージ風なら、より素晴らしかったが…。

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